ビタースイート

人生は 甘くて苦い

完全フリータイム型の婚活パーティーに行ってきた話。

こんばんは。ちょいちょい婚活ネタがたまってきているので、書いていきます。実はまた婚活パーティーに行ってきました。

 

何度も言うようですが、私はパーティーがとても苦手で、パーティーは最も気が重い婚活ツールです。いやだいやだとは前から言い続けてきましたが、新たな理由が今回わかった気がするので気づきも含めて書きます。

 

 

私が今回参加したのはいつものような回転寿司形式のものではなくて、完全フリータイムの珍しい?パーティーだった。

そもそも苦手だ苦手だといいながらも、友人に誘われたら「そこまで頑なに拒否するほど嫌ってわけじゃ…もしかして次は奇跡的に当たり回でいい人とマッチングできるかもだし…」とほぼ当たらない変な賭けをやりたくなりますが、今のところ、つい参加OKする→無駄な出費を増やすをリピート中です。それでも毎回懲りずに参加してみたりするのは、いま一人も気になる人もいなければ、持ち駒もないから

何か動いていないと不安になってくるのは未婚アラサーあるある。

 

そして、パーティーの直前になったら、友達と一緒ならストレスも軽減されるとはいえ「こんなに憂鬱ならやっぱり断るべきだったかなあ」というブルーな波がやってくるのです。パーティー嫌いあるある。笑

 

まあそんな葛藤を抱えながらもパーティー当日を迎え、とりあえず自分の中で最大限よく見えるようなメイクをし、友達と一緒に会場に向かった。

 

この日の会場はあるホテルだったのですが、せまっ!!っていう会場の中に(小学校とかの教室よりも少し狭いくらいの部屋。)なんと、男女35名くらいずつ、約70名近くが入らされました。

 

人口密度高すぎない…??

 

私がいままで参加したパーティーの中で、一番人が多い。そしてなんか異質。

驚いたのは、ホテルが会場だったからなのか、結婚式の2次会くらいのドレスコードで来ている女の子が多いんです。そして、ホテルだからなのかハイスぺ層を期待してなのか、女の子のレベルがめちゃくちゃ高い。

先日参加したpartypartyもかわいい子が結構いたけど、正直それをかなり上回るレベルでした。

 

初参加っぽい子はみんな戸惑ってましたが、一応名前と年齢と趣味、簡単な自己紹介程度のプロフィールカードを渡され、狭ーーい会場の中で、男女が立ったまま10分くらい待たされた。

「ねえ、もはや帰りたいんだけど…」という視線を友達に送りながら処刑を待っていたら、パーティーでよくいる異常にテンションの高い司会のお姉さんが出てきて、

 

さて!!お待たせしました!!これから、何度かのフリータイムを設けますので、自由に声をかけてトークをして楽しんでくださーい!!ではどうぞーーっ!

 

的な適当な感じの始め方で野放しされる私たち。いや、すでに放たれてるけど。。

 

戸惑いながらも、中央のほうにいる女の子はあっという間に話しかけられていった。しばらくの間観察していたら、私の2メートルくらい先にいる子たちがえらく人気を集めているなーと思って会話を聞いていたら、「私たち、大学生なんですー!」というきゃぴ!って声が聞こえた。ああ、なるほど…と思った私はちょっとイヤな奴。

 

とりあえずこの部屋の図がカオスすぎて既に帰りたすぎるけど、友人と壁に近い場所に二人で立っていたら見た目普通の男子が友達に話しかけてきて、取り残された私にはライトなオタクっぽい男子が話しかけてきた。

とりあえず、既にものすごく嫌気がさしていた上に、パーティー会場の人口密度が高すぎてうるさすぎるため、声を張らないと相手の声が聞こえない。

わざわざタイプじゃない人のために頑張って大声を出すのがしんどくてテンション下がった。すでに疲れて、話題を振らずに黙っていたら、連絡先も特に聞かれなかった。

 

早く帰りてええ!!!!と思ってたら、お姉さんのアナウンス。おお、解放!と思ったら「人をチェンジしてくださーい!

ああ…これまだ1回目だったね。。と思ってやっと友達の座っている椅子の横に座る。ドリンクを取りに行って二人で飲んでいたら、またもやあまりタイプじゃない9つ上の男性が話しかけてきた。話していると友達とその人との共通点があって急激にその人は友達を気に入ったらしい。

とりあえず友達と一緒にその人の対応をするものの、先ほどに引き続き、興味もないうえに疲れすぎて半分顔死んでた。

 

このフリートーク地獄がおおよそ1時間ほど続きます。とにかく長い。人チェンジのアナウンスは少なくとも6回くらいあったと思われる。もう完全に自由にやってくれ!って感じの適当な感じで、運営は楽だろうなと思った。

 

もう最初の数回が終わったら、逃げるように壁際で友達と話していたんだけど、友達はホールを向けて立っていて、私はもう何も見たくないので壁を向いて(壁にもたれかかっている友達のほうだけをむいて)立っていた。

ごめん友達。でも友達も、私ほどではないにしろ結構しんどかったと思う。笑 

もはや何もすることがないので、友達と二人でプロフィール交換してふざけてオミパごっこして遊んでました。(悪い例)

 

 

このパーティーに参加して、新たに私がなぜパーティーが苦手なのかという理由がわかった気がした。

私のとらえ方の問題だけど、パーティーって合コンなんかとは違って、参加している男性が全員「敵」に思えてくるんです。シビアな婚活という世界で戦わなきゃいけない敵っていう認識。なぜならその「敵」は私たちのことを見定めて「なし」「あり」と一目見て判断し、ズバズバ切っていく。女性を商品としてしか見ていない、いやな言い方するとこの並んでいる商品(女性)のうちどれに狙いを定めようか、そういう目で見られている感が(特にフリータイム型のパーティーは)ハッキリ出てしまう感じが半端なくて、嫌悪感を感じてしまう。もちろんそれは女→男も同じことだけど。そんなふうに感じてしまうので、人としての正常な感情をもって接することができない気がしてくる。

 

ときどき、誰とも話していない私たちの目の前を完全スルーして通り過ぎていく男性が当然現れる。単に私たちのことがタイプじゃないと判断しただけなのだろうけど、目の前をスルーして通っていく瞬間(こっちが特に相手に興味なくても)、建前抜きの本音を垣間見た、、いや、はっきりと処刑された気がして、なんだか黒くて嫌な感情が私にもやってくる。

この仕組みはマッチングアプリでも同じだと思うけど、人がスルーしていくのを動画で見ているこっちのスタイルのほうがよっぽどしんどい。

 

もちろんこの人たちの中の何人かは、現実で普通に出会っていればもっと楽しく、警戒せず、怖いとか敵だとか思わずに話すことができる人もいるんだと思う。だけどこの場で出会ってしまうと、とたんにそれが難しくなるんだなと。

 

 

 

 

というわけで収穫なしでした!!!!!

 

 

 

…クリボッチはほぼ確定です。