アラサー喪女がお見合いパーティーに一人で行ってみた感想・冒険記。その2
はい。2か月くらい前におみパに行ってみた体験記、その1からの続きです。
お見合いパーティーといっても、いろいろな会社のものがあって、どれがいいのかわからなかった私も、いろいろなところで口コミを調べたところ、エクシオとホワイトキーあたりがざっくり言って最大手のようでした。
最初は、私はエクシオに行こうと思っていました。ですが、調べれば調べるほど「男女比率に偏りがある」「スタッフの対応がよくない」「人数がそろわなくても無理やり少人数でパーティーを開催する」などという評判がかなり多く見受けられました。
一方でホワイトキーの場合は、「いい人がいなかった」という感想は確かにありましたが、「対応がよかった」とか「人数の比率があっている」とか、中間印象で誰が自分を1位指名しているかとか、自分が会場でどのくらい人気があるのかを教えてくれる独自の分析システムがあるらしく、良い評判が多かった。
結局悩んだ挙句、これも経験だ!!と思って、ホワイトキーのパーティーに前日申し込みをしました。
パーティーの当日を迎えると「ああ、やっぱお見合いパーティーなんか申し込まなきゃよかったな」と思いましたが、行かなければキャンセル料がかかるシステムなので、無理やり自分を奮い立たせて会場入りしました。
まず、受付がすんだら自分の番号が書いてある席に座らせられ、「プロフィールシートに記入してください」と言われました。ちなみにこのプロフィールシートについては、公式ホームページに写真が載っているので、どんな項目があるかは調べるとわかります。
年齢や血液型、職業や休みの日、などの基本的なプロフィールのほか、休日何をしているか、趣味や得意料理などをかくところがありました。
ここで私が驚いたのは、氏名を記載する欄があること。
これ、必要ある?なくてもよくね??と思いました。だってフルネームの氏名って…facebookとかで検索したら、下手したら顔を載せてる人ならわかっちゃいますよね!笑。怖いじゃないですか。
私はフェイスブックをやっていないし、よくある名字なので、名字だけ、本名書きましたが…でもこれ、みんな書くの??と思ってたら、少なくとも男性は全員書いてました。正直無記名でもいいような気がしますが、どうなんでしょう。
「この苗字好みじゃないからダメだ!!」とかなるんでしょうか?笑
ホワイトキーさんにはぜひこの欄はなくしてもらったらいいと思います。そして女性の方、別に正直に書く必要はないような気もします。無記名なのを見つけてスタッフが怒るわけでもないし。
そうこうしてプロフィール欄を埋めているうちに、時間がやってきて、男性も女性もほぼ揃ってきます。
席は、向かい合わせになっており、自分の向かいにも男性が座ります。パーティーが始まるまで、思ったより向かいとの距離が近いからすごい気まずかった。
なんとかそんな時間も過ぎ、司会の方の進行によって始まります。まずはテレビでもよく見る回転ずし式の1人2分?ずつのトーク。
どうしていいかわからないうちに、みんな相手とプロフィールを交換しながら話が始まります。
ももんんんんんのすごいカルチャーショックだったのが、「山田太郎です、よろしくお願いします」ってな感じで、本名を名乗ってプロフィールを手渡してくる人が多いんです。
それをされてしまうと…
こっち「こんにちは。名無しです。」とは言えませんよねww
男性はいいかもしれないけど、女子はいろいろ怖いよ。変な人もいるだろうし。
で、肝心の2分間トークなんだけど…
いちおう、印象をメモできるメモも渡されて、それには「1・2・3・4・5」と5段階で丸を付けられるようになっている欄もあります。
正直、これは本当にコツがあるというか、慣れてない人は不利かもしれない。
本当に2分間しか話せないので、うまく盛り上がれずに終わってしまったら、印象が残らないままにもなりがちです。実際、少し盛り上がったとしても、あっという間。
普通にこのような場じゃなければ、メモする時間や相手のカードを読んで情報整理するのに1分くらいかかるのに、それを話しながら急ぎ足でやるので、あまり話に集中はできなかった。
話がうまい人とはもっと話したい!!となるけど、失礼ながら「この人はないな。」と思う人もいるわけで(外見・内面ともに)、そういう人とは2分間すら長く感じたりもしますが。メモも、「1~5」の5段階に丸を付けるので精一杯くらいの時間でした。
私のメモには、1~5段階に○だけがついている人が半分くらい、それに加えて単語でコメントが書いてあるのが残りの半分、ていう感じになりました。
例えばミスチルの話で盛り上がった場合「ミスチル…」って書いたり。本当にそのくらいしか書けない。ミスチルのファンの人が多すぎて、狙ってる??と思うくらいでした。あとは、猛烈にないと思った人には「ぜったいに、ない・・・」と書いてありました。笑
あとから思いましたが、メモがふとした瞬間にほかの人の目に触れちゃう可能性があるので、見えてもいいように、「絶対無し」は「※」、「あり」は「☆」にするとか、適当に決めておいたほうがいいのかもしれません。
はい、そんな感じで駆け足で終わった回転ずしトーク。
そのあとにすぐ、「中間印象カード」というものを記入して、係の人に渡さなくてはなりません。印象が良かった人の番号を4人書くことができます。
私は、メモを見直したら「5」が1人だけ、「4」が4人くらいいたので、「5」の人と、「4」の中でもよかった人を2人書きました。
集められてから、自分を指名してくれた人が誰なのかと、自分が指名した人がどのくらい人気があるのかを教えてくれる紙が配られます。
さあ、ここで私のその日一番のショックの波が訪れます。
私は8名から指名をいただいたのですが、なんと、指名された人の番号をチェックしていると、うち5名が「1」か「2」と私がメモしている人でしたwwwwwwwwwww
さすが喪女。
喪女あるあるをぶっこみますけど、
「好きな人からは好かれなくて、自分が全然好きじゃない人からばかり好かれる」
はい、見事に証明されました。
喪女はやはりそれ相応の人にしか好かれないのか・・・・・・・・・・・・・(失礼)
さらにもうひとつ、私が指名した3人の人からは、誰からも指名されてないwww
これも相当ショックで、その瞬間、その日一番の落胆。ほんっとーに落ち込みました。
そんな私に追い打ちをかけるように、フリータイムにさしかかるやいなや、さっきの「1」と記入した男性が目の前に立っていて、私はもう帰りたくなりました。
なんで私なの???????????
と思いながら、なんとか話し終えたら、今度は同じくらいナシだと思った男性が私の目の前に立っている。
トイレ行っていいですか。。。。。
もう、この時間は本当に悲しくなった。もう私に何も聞かないで。と思いました。
それで心折れてたら、次に私の前に来てくれたのは…
あ、この人外見は全然アリではないけど、話はおもしろかったなと思った男性でした(オードリーの若林みたいな感じ。オシャレではないけど、別にそんな不潔感はない)。
気づいたら、さっき指名してくれた8人の中にもこの人が入っていて、しかもこの人は実は私、指名しなかったものの、5段階評価では「4」と記入していました。
この人は癒し系なので、ガツガツもしてないし、最後に癒されて終わりました。
と、男性から女性の前に来るフリータイムはこれで終わりで、今度は女性から男性に行かなくてはならないフリータイム×2となるらしいのです。
とにかく、絶対にだれかと話をしなくちゃならないシステムらしく、トイレに行くのはだめらしい。ここで、ややどんくさい私が思ったのは、
「少なくとも、自分が絶対ナシと思っている人とはもう話したくない。
それ以外の人なら、もうだれでもいいや。」でした。
だから、その人たち以外の人の席が空いていたら、相手は選ばず椅子取りゲームのごとく、瞬時に座りました。
すっかり心が折れた私は、もう自分が「1」とメモした人たち以外なら、本当に誰でもよかった。笑
その3に続きます。