「かわいい」は女子の合言葉?
なんか久しぶりに、涙が爆発するように出たので書く。
今日の帰り道、電車の中でも思わず涙がこらえきれなくて泣いてしまった。
なんかな。なんなんだろ。たぶん今みんなイライラしてるのかもしれないけど、だいぶんきてる。
こっちはなるべく早めにできるように間に合わせようと、よかれと思って色々なことをやってるのに、なんで怒られなきゃいけないのよってことがあり。
それ以外にも小さいことで、いろいろ最近イライライライラすることが多かった。最近2週間近く休めてなかったのも原因かもしれないが。
まあ、そういうことは誰でもあるとして、ここからが本題。
私の性格的に欠点だとは思ってるけど、ちょっと自分への批判みたいなことをされると腹が立つ癖があるというか、実はプライドが高すぎるんだと思う。
いや、でもちょっと違うかな。
厳密にいえば、その通りだと自分でも思ってることを指摘された時は、腹は立たない。結構落ち込むのは落ち込むかもしれないけど。
言われて必要以上に私が腹を立ててしまったりするのは、「よくよく考えれば自分にも改善すべき点はあるかもしれないことだけど、それはちょっと理不尽な言われ方じゃない?」って思ったことについてだと思う。
それについては、本当に必要以上にいらっとしてしまうのは昔から。
子供のころから素直じゃないって親から言われてたし、負けを認めないし強情で意地っ張りだった。まあそれも100%自分に落ち度がないわけじゃないから、またそこらへんに悔しさがあるのかもしれないけど。笑
今日も、そんなことで?と思われるかもしれんが、一つエピソードがあるので紹介します。あとから考えたらそこまで腹立つ内容の話では全然ないけど、でもなんかちょっとむかついてしまった話。
あくまでもムカついたのは「ちょっと」だけど、そのもやもやが残るタイプだった。
今日、職場で同僚がケーキを買ってきてくれたからみんなで食べてて、私がほかの人の選んだケーキの上に乗ってるチョコの飾りを見て「これかわいい!!」って言ったら、ある男の同僚に「女の子ってなんでもかわいいって言うよなー」って言われた。
それはわかるのよ、言いたいことはめちゃくちゃわかる。それについては、いやいや違うだろ!っていうつもりは全くない。
その人が言わんとしていることもすごくわかるし、女の子は可愛いという言葉を挨拶代わり的な感じで使うっていうのも、確かにそうと思う。
でも、本当にかわいかったんだって。ケーキの飾り。
少なくとも社交辞令ではなくて、すごく私好みだった。
よくあるありきたりな感じ(どんなんや)じゃなくて、本当に凝ってたの。手がかかってるというか、ちょっと繊細な感じのデザインで素敵だったのよ。しかも女の子に受ける感じ。私もスイーツとか見るのもカフェ行くのも好きだから、結構そういうのには興味があったし、本心から出た言葉だった。
決してその時は、なんとなく、口癖でかわいいって言ったわけじゃなかった。だからこそちょっとそれに対してムカついてしまった。
というか、厳密にいうと、そのあとで別の人がその話を広げたあたりらへんから、本格的にむかついてきた。「最近の女の子は、かわいいしかボキャブラリーがないのかもね、」ってその人が言った。
それがまたむかついた。
断っておくと、その人たちが決して私を責めようとしていったわけじゃないっていうのはもちろんわかってる。もちろん、その人も別に直接的に私のことを批判してるわけじゃないんだろうけど、その時は私が「かわいい」って言ったことをきっかけにその話題が始まってるからさ、
間接的に私がボキャ貧だといってることになるやん。まあ、別に否定はしないけど。
でも、本当にそれを純粋にいいと思ったからかわいいって言ったのに、本当にちょっとした感動があったから可愛いってつい言っただけなのに、どうしてそういう風な言われ方をしなきゃならんのかね。って思って。
その時はなんか知らないけど、必要以上にめちゃくちゃ腹が立った。
「いや、普通のケーキって、ここまで飾りに凝って仕上げないと思うんですよ、これはこのパティシエさんのセンスをほめたいし、手がかかってますよね。この細かくて緻密だけど、なんかネックレスのモチーフみたいなデザインが女の子の心を射止める感じの可愛さで、私すごく好きなんですよね。」
って言えば自分の言いたいことがなんとなく表現できたのかもしれないけど…そんなことをその場で言われても、どしたの?今日はなんかケーキの評論会なの?
って感じやん。
別にそこまで熱弁したいわけでもなくて、単純にその自分の思いを短く表現できる言葉がかわいい、だったんだよね。
だけどそれを簡単に否定されたら、じゃあもうなんも言わねえよ。って感じだったの。もちろんそんなこと言わないけどさ。笑
まあ、それはいいとして、少しまじめにこの事について考えてみると…
その時外国語の話にもなったんだけど、「sweet」とか「cute」とか「cool」とか「nice」とかさ、日本語よりかは、英語はまだ言いやすい形容詞がいろいろあるよなって思うけど、日本語でかわいいの類義語ってあまりない気がする。
「素敵ですね」とか「趣があるね」とか、くだけた場面ではちょっと言いにくい。言うのもなんか、気が引ける。なにかっこつけてんの?って感じだし。もちろん言ってもいいと思うけど。なんか使いにくいし、ちょっと不自然な気がする。
「かっこいい」っていう表現だとちょっと違うし、それはもっとなんか男性っぽい感じだったり、しゅっとしてる感じだったりするときに使う言葉であって…
少なくとも私がその時に感じたフィーリングを的確に言い表すとしたら、やっぱり今ある日本語では「かわいい」という言葉が一番あてはまる。
「かわいい」だから「かわいい」なんだよ。
強いていうなら「おしゃれだね」とか「センスいいね」っていう表現が一番まだ言い換えられるかも。
じゃあそれを使えばいいのかもしれないけど…でも、「かわいい」って感じだったんだ。そのデザインは。
あと、たまにそういう表現をまとめて「やばい」って表現する人もいるかもしれないけど、私はこれはこれであんまり好きじゃない。どっちかというと「かわいい」の多用より、「やばい」のほうが個人的には悪印象な気がする。
要は、「かわいい」っていう言葉を多用しているように聞こえてるその人たちは、少なくともこの現象について、いい風には思ってないんだろうな。なんとなく頭悪そうで嫌悪感を持ってしまう部分は、私も確かに一理あるなと思ってるけどね。
だから、100%自分がボキャ貧じゃないとは言い切れないし、私ももっと別の言い方あるんじゃないかと心のどこかで少しは思ってるからこそ、その時はむかついたのかな。
こういうことを親に言ったりすると、「・・・なんか考えすぎじゃない??」って呆れられるだけ。。なんかこの感じ、わかる人っていないかな。
・・・伝わらないだろうな。
しかもこれ、なんとなく年々悪くなっていく気がする。
確かに私の悪い癖だ。
考えすぎだとは思うし、ちょっとその時カチンときただけで、ここまで飛躍させる必要はないと思う。でも自分としては、飛躍させてるつもりではなくて、単に自分がなんで腹立ったのかなっていうことについて分析したいのと、「これさ、当に私そう思ったから言ったのに、なんかムカつかない??」って女子会とかで言って、ちょっと共感を得たいみたいな感じの軽い感覚なんだけどさ。
その場でちょっと不快だったとしても、ふつうの人は心の動きはそこまで激しくないところを、私は結構波が激しいというか、本気でムカムカしてしまって、腹を立てやすいところはある。
態度にはもちろん出さないし、何か反論したりもしないし、あんまり顔とかに出さないけど、それを自分に対するストレスにしてしまってるところが、ストレス耐性が弱い、ダメなところだ。
だけどさ、その時むかっとするのをやめるのって、結構難しい。
イライラしてしまう事件があったとき、イライラしないようにするっていうのは私にとって難しい。
たとえば、ある人が、なんでも知ったかぶりをしている側面があったとして、私はそういう面を見てしまった時に、イラッとしがちだったとする。で、次にそういう部分を見てしまったときに、イラッとしないようにするのって感情の問題だから、私は今までそれがうまくできたことがない。
メンタルヘルスのマネジメント。
「そういう時にいつもその人に対して、嫌味を言ってしまう」とかは治せると思う。言わないようにすればいいだけだから。だけど、それに対して「イライラしない」ようにするのはすごい上級者じゃないとできない気がする。
もう、私だってストレスたまるから、少しのことで腹を立てないようにしたい。
不快な気持ちになったりしないようにしたい。
でもどうすればいいかわからないんだわ。。
腹が立ったり、悲しいと思ったりすることは感情だから。